サンウルブズ3連勝ならず!レベルズNO8マフィらにトライを許し40-13で敗れる

スーパーラグビー2018 - サンウルブズ3連勝ならず!レベルズNO8マフィらにトライを許し40-13で敗れる
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第13節はレッズに、第14節はストーマーズに勝利し、ホームゲーム2試合でチーム史上初の連勝を果たしたヒト・コミュニケーションズ サンウルブズ(以下サンウルブズ。オーストラリアカンファレンス)。

攻守がかみ合い勢いに乗り出したサンウルブズは5月25日(金)の第15節、オーストラリア・メルボルンのAAMIパークに舞台を移し、日本代表NO8アマナキ・レレイ・マフィらを擁するレベルズと対戦。3月3日の第3節はホーム・秩父宮で17-37というスコアで敗れているだけに、リベンジを果たし3連勝を狙いに行きたい一戦だった。

メンバーは日本代表合宿に入る選手が一部離脱したこともあり、前節から大きく変更。ゲームキャプテンを務めるPRクレイグ・ミラーをはじめLOグラント・ハッティング、NO8エドワード・カーク、CTBマイケル・リトル、そして連勝の立役者SOヘイデン・パーカーといった外国人選手を要所に据えつつ、日本代表入りしているPR具智元、LO真壁伸弥、FL布巻峻介、SH内田啓介、CTB中村亮土、WTBレメキ ロマノ ラヴァといった選手が先発した。

なお、この試合は、日本代表の活動に専念するジェイミー・ジョセフHC(ヘッドコーチ)に代わりトニー・ブラウン アタックコーチがHC代行としてチームを指揮した。

レベルズは開幕から一貫してハイパフォーマンスを維持しているNO8マフィのほか、キャプテンLOアダム・コールマンを筆頭にSOリース・ホッジ、WTBマリカ・コロイベッテやFBデイン・ハイレットペティといったオーストラリア代表キャッパーがメンバーに並び、プレーオフ進出を考えると負けられないホームゲームに必勝態勢で臨んだ。

そのNO8マフィは、サンウルブズとの一戦を前に、「仲間とフィールドで戦えるのはすごく楽しみ。ファストな試合になるだろう。負けないように戦いたい」と、なじみ深いプレイヤーたちとの対戦を待ちきれない心境を明かしていた。

試合は前半の入りから連勝中のサンウルブズが猛攻を見せる。3分、マイボールラインアウトを起点にフェーズを重ね、PRミラーの突破後の8フェーズ目でSH内田、SOパーカー、FBジェイソン・エメリーとパスをつなぎ、大外でラストパスを受けたWTBレメキが先制トライ。脅威的なキック成功率を誇るSOパーカーがゴールを決めて、サンウルブズが0-7と幸先よくリードする。

しかし直後の前半6分、レベルズWTBコロイベッテにトライを決められ7-7の同点に追いつかれると、17分にはWTBジャック・マドックス、そして21分にはNO8マフィにトライを決められ、21-7と点差を広げられてしまう。

これ以上離されたくないサンウルブズは前半32分と38分、敵陣で相手のペナルティーを誘いSOパーカーがいずれもきっちりPGを決めて、スコアを21-13とする。点差を8点に縮めたところで前半終了となった。

後半、さらに得点を重ねて点差を詰めたいサンウルブズだったが、ここからはレベルズのペースで試合を展開される。

後半8分、レベルズWTBマドックスにこの試合自身2つ目のトライを決められると、23分にはサンウルブズはWTBホセア・サウマキがシンビン(10分間の一時退出)となり、さらに不利な状況に陥ってしまう。

数的優位に立ったレベルズはさらに畳み掛け、WTBコロイベッテが後半28分、31分と立て続けにトライを決めてハットトリック(3トライ)を達成。40-13と決定的なリードを奪われてしまう。

サンウルブズは最終盤の後半39分、WTBサウマキが左タッチライン際を快走するも相手の強烈なタックルに行く手を阻まれた。

そしてホーン後の後半41分にも、サンウルブズは途中出場のCTBセミシ・マシレワがインゴールに迫ったものの、レベルズFLロペティ・ティマニのジャッカルでノットリリースザボールのぺナルティーを取られて万事休す。

後半無得点のままノーサイドを迎えたサンウルブズは40-13でレベルズに敗れ、相手に3トライ以上をつけられてしまい勝ち点5を献上。残念ながらチーム史上初の3連勝、アウェーでの初勝利、そして今季第3節のリベンジはならなかった。

試合後、サンウルブズのゲームキャプテンPRミラーは、

「試合の開始は自信を持って臨んだが、最後まで持ち耐えられなかったので、次回のブランビーズ戦に活かしたい。コンディションや疲れなどあるかもしれないが言い訳にできないので、1週間また準備していきたい」

と試合を振り返り、早くもマインドを次節に切り替えていた。

勝ったレベルズのキャプテン、LOコールマンは、

「ボールを動かそうとした。やることはシンプルで、もっとダイレクトにプレーしようとした。ディシプリンを後半は整えられたので、プレッシャーをかけられた」

と、快勝に確かな手応えをつかんだ様子だった。

サンウルブズは6月3日(日)の第16節、ブランビーズと敵地キャンベラ・GIOスタジアムで対戦する。

チーム開幕戦で25-32と惜しくも敗れた相手だけに、また、同じオーストラリアカンファレンスで一つでも上に行くために、何とか白星を奪いたいところだ。

◇6月の日本代表メンバー選出10選手がピッチで躍動!

6月のテストマッチでイタリア(2試合)、ジョージアと対戦するラグビー日本代表。そのメンバーに選出されたばかりの10選手がこの試合のピッチで活躍した。

サンウルブズはPR稲垣啓太、PR具、HO坂手淳史、LO真壁、FL布巻、SH内田、CTB中村、CTB立川理道、WTBレメキ、以上の9名。

サンウルブズとして今季、初のゲームとなったLO真壁は「ここでいいパフォーマンスが出せるかどうかで、6月のテストマッチにも繋がってくる。いいパフォーマンスを出してアピールしたい」という気持ちを、試合にぶつけた。

また負傷から約2か月ぶりに実戦復帰したCTB立川は後半20分から出場。自身のパスから相手にインターセプトを許す場面もあったが、こうしたタフな実戦を積み重ねて、本来の試合感を取り戻してくれることを期待したい。

そして、この試合でも随所で突破を見せたレベルズNO8マフィを合わせた10名が、6月、スーパーラグビーのジャージーから桜のジャージーに着替えて、テストマッチに臨むことになる。

記事提供者:齋藤龍太郎(楕円銀河)

試合情報

  • 2018.2.24(土)
    スーパーラグビー2018
    サンウルブズ 25 - 32 ブランビーズ
    NO SIDE
  • 2018.3.3(土)
    スーパーラグビー2018
    サンウルブズ 17 - 37 レベルズ
    NO SIDE
  • 2018.3.10(土)
    スーパーラグビー2018
    シャークス 50 - 22 サンウルブズ
    NO SIDE
  • 2018.3.18(日)
    スーパーラグビー2018
    ライオンズ 40 - 38 サンウルブズ
    NO SIDE
  • 2018.3.24(土)
    スーパーラグビー2018
    サンウルブズ 10 - 61 チーフス
    NO SIDE
  • 2018.4.7(土)
    スーパーラグビー2018
    サンウルブズ 29 - 50 ワラターズ
    NO SIDE
  • 2018.4.14(土)
    スーパーラグビー2018
    サンウルブズ 10 - 24 ブルーズ
    NO SIDE
  • 2018.4.21(土)
    スーパーラグビー2018
    クルセイダーズ 33 - 11 サンウルブズ
    NO SIDE
  • 2018.4.27(金)
    スーパーラグビー2018
    ハリケーンズ 43 - 15 サンウルブズ
    NO SIDE
  • 2018.5.12(土)
    スーパーラグビー2018
    サンウルブズ 63 - 28 レッズ
    NO SIDE
  • 2018.5.19(土)
    スーパーラグビー2018
    サンウルブズ 26 - 23 ストーマーズ
    NO SIDE
  • 2018.5.25(金)
    スーパーラグビー2018
    レベルズ 40 - 13 サンウルブズ
    NO SIDE
  • 2018.6.3(日)
    スーパーラグビー2018
    ブランビーズ 41 - 31 サンウルブズ
    NO SIDE
  • 2018.6.30(土)
    スーパーラグビー2018
    サンウルブズ VS ブルズ
    • 20:55 キックオフ
  • 2018.7.7(土)
    スーパーラグビー2018
    ワラターズ VS サンウルブズ
    • 18:45 キックオフ
  • 2018.7.13(金)
    スーパーラグビー2018
    レッズ VS サンウルブズ
    • 18:45 キックオフ

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