《いよいよ決勝》メンバー不変の前回王者ニュージーランドに挑むオーストラリアの勝機は

ラグビーワールドカップ2015 - 《いよいよ決勝》メンバー不変の前回王者ニュージーランドに挑むオーストラリアの勝機は

今年のザ・ラグビー・チャンピオンシップでニュージーランドを破っているオーストラリア。王者の連覇を阻めるか。(写真/齋藤龍太郎)

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10月31日16時(日本時間11月1日午前1時)、トゥイッケナムスタジアムでラグビーワールドカップ2015決勝、ニュージーランド対オーストラリアの歴史的一戦が行われる。隣国同士の伝統の対決がワールドカップの決勝という最高の舞台で初めて実現することとなった。

自国開催の前回大会の王者であり、今回4度目の決勝で史上3度目の優勝を目指すニュージーランドは、準決勝・南アフリカ戦と(リザーブも含め)まったく同じメンバーで臨む。目立ったけが人や不調な選手がいないことの表れであり、万全の態勢で最後戦に臨む。この試合が代表引退戦と目されている主将・FLのリッチー・マコウ、SOダン・カーターら最後の黒のジャージー姿となるであろう選手がどのような活躍を見せるか、大いに注目したいところだ。

一方、死のプールAをトップ通過し、準々決勝を苦しみながらも勝ち抜き、世界屈指のフィジカルな戦いとなった準決勝アルゼンチン戦も見事制したオーストラリア。こちらも同じく4度目の決勝となり、史上3度目の優勝を狙う。メンバーは左PRスコット・シオが復帰し、それに伴い準決勝で先発左PRだったジェームズ・スリッパーがリザーブに下がった以外は不変というベストメンバーで、永年のライバルであるニュージーランドに挑むことになる。

過去の対戦成績はニュージーランドの105勝42敗7分け。オーストラリア出身のエディー・ジョーンズ前日本代表HC(ヘッドコーチ)も「優勝はニュージーランド」と予想するなど下馬評では前回王者優勢だが、今年のザ・ラグビー・チャンピオンシップでは2度対戦し1勝1敗(ニュージーランド19−27オーストラリア、ニュージーランド41−13オーストラリア)と五分の星となっている。ワールドカップの決勝という特別な舞台ということもあり、キックオフのホイッスルが鳴らないとどう転ぶかわからない。

ニュージーランドが史上初のワールドカップ連覇を達成するか。オーストラリアが史上最多の3度目の優勝を飾るか。様々なドラマを生み出してきたラグビーワールドカップ2015、その掉尾を飾る決勝が歴史的名勝負となることは間違いないだろう。

【《決勝》ニュージーランド代表・対オーストラリア戦メンバー】

1 ジョー・ムーディー

2 デーン・コールズ

3 オーウェン・フランクス

4 ブロディ―・レタリック

5 サム・ホワイトロック

6 ジェローム・カイノ

7 リッチー・マコウ ◎キャプテン

8 キアラン・リード

9 アーロン・スミス

10 ダン・カーター

11 ジュリアン・サヴェア

12 マア・ノヌー

13 コンラッド・スミス

14 ネヘ・ミルナー=スカッダー

15 ベン・スミス

<リザーブ>

16 ケヴィン・メアラム

17 ベン・フランクス

18 チャーリー・フォーマイナ

19 ヴィクター・ヴィト

20 サム・ケイン

21 タウェラ・カー=バーロー

22 ボーデン・バレット

23 ソニー=ビル・ウィリアムズ

【《決勝》オーストラリア代表・対ニュージーランド戦メンバー】

1 スコット・シオ

2 スティーブン・ムーア ◎キャプテン

3 セコペ・ケプ

4 ケーン・ダグラス

5 ロブ・シモンズ

6 スコット・ファーディー

7 マイケル・フーパー

8 デイヴィッド・ポーコック

9 ウィル・ゲニア

10 バーナード・フォーリー

11 ドリュー・ミッチェル

12 マット・ギタウ

13 テヴィタ・クリドラニ

14 アダム・アシュリー=クーパー

15 イズラエル・フォラウ

<リザーブ>

16 タタフ・ポロタ=ナウ

17 ジェームズ・スリッパー

18 グレッグ・ホームズ

19 ディーン・マム

20 ベン・マッカルマン

21 ニック・フィップス

22 マット・トゥームア

23 カートリー・ビール

記事提供者:齋藤龍太郎(楕円銀河)